![]() 送信ストーリングの危険性を低減するための方法および送信部
专利摘要:
本発明は、通信ネットワーク・システムにおいて送信部と受信部との間での送信ストーリングの危険性を低減するための方法および送信部に関するものであり、通信ネットワーク・システムは、受信部にデータ・ブロックを送信するように構成された送信部を備えている。各データ・ブロックは、ブロック・シーケンス番号を含み、送信されたデータ・ブロックは送信バッファに格納される。送信バッファ・ウィンドウは送信されたデータ・ブロックの再送フローを制御するように構成される。ブロック・シーケンス番号がピギーバックされる確認応答/否定応答フィールドで確認応答されている場合、ブロック・シーケンス番号は、ブロック・シーケンス番号に対する確認応答を含むパケットアップリンク確認応答/否定応答メッセージまたはパケットダウンリンク確認応答/否定応答メッセージの受信に応じて、確認応答されたものととして設定される。 公开号:JP2011512063A 申请号:JP2010542195 申请日:2008-12-22 公开日:2011-04-14 发明作者:ポール シュリワ−ベルトリング,;ホカン ペルション, 申请人:テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル); IPC主号:H04L1-16
专利说明:
[0001] 本発明は、通信ネットワーク・システムにおける方法および送信部に関するものであり、より詳しくは送信ストーリングの危険性を低減することを可能にする送信部ばかりでなく、そのような低減のための方法に関する。] 背景技術 [0002] 信頼できるデータ転送を提供するように設計されたデータ通信プロトコルでは通常、誤り制御プロトコルを使用する。誤り制御プロトコルは、受信したデータ・ブロック内の誤りを検出し、受信したデータ・ブロックが正しく受信されたか、または誤って受信されたかを示す、受信したデータ・ブロックのステイタスをフィードバック・チャネルによって受信機から送信機に信号で戻すように設計される。これは、送信機が誤りのあるデータ・ブロックを再送できるようにする。] [0003] データ・ブロックが正しく受信されていないと、当該ブロックは否定応答(NACK)されるといわれ、一方正しく受信したデータ・ブロックは確認応答(ACK)される。各データ・ブロックは通常、個々のブロックを見失わないようにするため、十分に固有なシーケンス番号に関連付けられる。誤り制御プロトコルでシーケンス番号を正しく受信していないとして受信機がフィードバック・チャネルによって示すと、すなわち、NACKが送信されると、データ・ブロックは再送される。ACK/NACKプロトコルの1つの例は、TCP/IPプロトコル・スイートにおけるTCPプロトコルであり、たとえば"伝送制御プロトコル"、J.Postel、RFC−793、1981年9月を参照されたい。] [0004] 汎用パケット無線サービス(GPRS)GPRS/EDGEでは、1つのデータ・ブロックまたは多くのデータ・ブロックのACK/NACK表示は、制御ブロック・メッセージで信号が送られており、"無線リンク制御/媒体アクセス制御(RLC/MAC)プロトコル"、3GPP TS 44.060 Rel−7を参照されたい。ネットワーク(NW)側は、アップリンク方向およびダウンリンク方向の双方で手順全体を制御する。NWがデータ・ストリームの送信側で、UEがデータ・ストリームの受信側である場合、パケットダウンリンクACK/NACKメッセージがネットワークに送られることになる場合、ユーザ装置(UE)はポーリングされる。データ・ストリームがアップリンク方向に送られると、すなわち、UEが送り手であり、NWが受け手である場合、NWはパケットアップリンクACK/NACKメッセージでACK/NACK表示をUEに送信する。] [0005] 全地球移動通信システム/GSM拡張版高速データ・レート(GSM/EDGE)無線アクセス・ネットワーク(GERAN)GERAN拡張版では、現行の制御メッセージに加えて、高速ACK/NACK報告(FANR)方式が導入されており、FANR方式によって、ACK/NACK表示がまた、ピギーバックされるAck/Nack(PAN)フィールドを使用することにより、RLCデータ・ブロック上でピギーバック可能であり、"無線リンク制御/媒体アクセス制御(RLC/MAC)プロトコル"、3GPP TS 44.060 Rel−7を参照されたい。FANR方式導入の理由は、高速Ack/Nackメカニズムを提供することである。Ack/Nack報告は通常、開始シーケンス番号に続いて、その後にデータ・ブロックのAck/Nack表示子のシーケンスを昇順に含むビットマップを有している。この方策はメッセージ長を最適化する。開始シーケンス番号は、ビットマップの開始が他の手段により既知であると、省略できる。GERANで信頼できる転送モードは、RLC確認モードである。] [0006] ACK/NACKメッセージは通常、ACK/NACK内容が送信中に変更されていないことを検証するのに用いられるチェックサムにより、保護される。チェックサムの例は、巡回冗長検査(CRC)誤り検出符号である。GERANでは、パケットアップリンク/ダウンリンクACK/NACKメッセージおよびPANフィールドの双方が、CRCにより保護される。] [0007] しかしながら、FANRが適用される場合、CRCに基づくPANフィールド誤り検出に利用できるビット量が限られる結果、PANが実際には誤りを含む場合にPANが正しく受信されているということを示す確率が高くなる。このことが、この状態から回復できずにRLCプロトコルを行き詰らせ(stalling)、結果的にデータ接続を終わらせるような厳しい問題を引き起こす場合がある。PUAN/PDAN(パケットアップリンクAck/Nack/パケットダウンリンクAck/Nack)メッセージは、CRCがいわゆる誤りのあるACK/NACKの確率が低いCRC保護を有し、回復することなく行き詰る危険性が低いので、より信頼できるCRCを有する。] [0008] PANが受信されており、V(A)に等しいブロック・シーケンス番号(BSN)がACKに設定されると、送信ウィンドウが1ステップ進むであろう。しかしながら、これが誤ってなされると、その場合、受信機はまだ、前のV(A)が再送されることを予期する一方、送信機は既に正しく受信されていると考え、前のV(A)を抹消している。それ故、当該データ・ブロックを回復することができない。結果的に、送信機は新しいデータ・ブロックを送るであろう。] [0009] V(A)は確認状態変数(acknowledge state variable)であり、確認状態変数は、相手により明確に確認応答されていない最も古いRLCデータ・ブロックのBSN値を含む。V(A)は、相手のRLCからRBB(受信ブロック・ビットマップ)のそれぞれ受信後に、更新される。] [0010] 受信ウィンドウ内の最老番のシーケンス番号よりも大きなシーケンス番号を有するブロックの受信は、相手の(送信)デバイスの送信ウィンドウが受信デバイスの受信ウィンドウよりもさらに進んでいるということを示しており、誤りのある明確なPANに基づいて、送信機がウィンドウを不正に進めていることを示す。] [0011] この段階で、すなわち、受信ウィンドウ内の最老番のシーケンス番号よりも大きなシーケンス番号を有するブロックが受信されたことを受信機が検出する場合、予期されないデータ・ブロックが受信されている事実を、EPGRS PACKETDOWNLINK ACK/NACKを送ることにより、送信機に示すことができよう。しかしながら、これは、送信機が既に送信ウィンドウを進めており、別の再送に対する課題となるであろうブロックがバッファから除去され、それ故最早再送に利用できないので、問題を解決しないであろう。] [0012] よって、既存の送信プロトコルに関して改善する必要性が送信プロトコルに対してあり、送信が行き詰る危険性を低減する必要がある。] [0013] 既存の送信プロトコルに起こる場合がある別の問題は、最も古い未解決のデータ・ブロック以外の未解決のデータ・ブロックが正しいとして示されるどうかであるが、これは上述のものと同じ理由のために誤りである。] [0014] したがって、本発明の実施形態の1つの目的は、通信ネットワーク・システムにおいて送信部と受信部との間での送信ストーリングの危険性を低減するための改善された方法および送信部を提供することであり、通信ネットワーク・システムは、データ・ブロックを受信部に送信するように構成された送信部を備えている。各データ・ブロックは、ブロック・シーケンス番号を備え、送信したデータ・ブロックは送信バッファに格納される。送信バッファ・ウィンドウは、送信したデータ・ブロックの再送フローを制御するように構成される。] [0015] 本発明の実施形態の第1の態様に従って、この目的は請求項1の特徴部分で規定される方法によって達成され、請求項1の特徴部分は、ブロック・シーケンス番号がピギーバックされる確認応答/否定応答フィールドで確認応答されている場合、ブロック・シーケンス番号に対する確認応答を含む、パケットアップリンク確認応答/否定応答メッセージまたはパケットダウンリンク確認応答/否定応答メッセージの受信に応じて、ブロック・シーケンス番号を確認応答されたものとして設定する工程を行う方法により、送信ストーリングの危険性が低減されることを特定する。] [0016] 本発明の実施形態の第2の態様に従って、この目的は、請求項9の特徴部分で規定される送信部によって達成され、請求項9の特徴部分は、ブロック・シーケンス番号がピギーバックされる確認応答/否定応答フィールドで確認応答されている場合、ブロック・シーケンス番号に対する確認応答を含む、パケットアップリンク確認応答/否定応答メッセージまたはパケットダウンリンク確認応答/否定応答メッセージの受信に応じて、ブロック・シーケンス番号を確認応答されたものとして設定するように構成されている送信部により、送信ストーリングの危険性が低減されることを特定する。] [0017] さらなる実施形態が、従属請求項に記載されている。] [0018] 受信したPUAN/PDANメッセージでブロック・シーケンス番号がACKとして設定される場合、対応するブロック・シーケンス番号がPANフィールドにACKとして受信されている場合にのみ、送信バッファ・ウィンドウの最若番の端を進めさせる、方法および送信部の提供の結果、送信バッファ内の抹消されたデータ・ブロックによるストーリングの危険性が解消できる。] [0019] 本発明の実施形態のさらに他の目的および特徴が、添付の図面と併せて考察される以下の詳細な明細書から明らかになるであろう。しかしながら、図面は説明するためだけに図案化しており、本発明の範囲の規定として図案化してなく、本発明の範囲は添付の請求項に照会されるべきであることを理解されるべきである。さらに、当然のことながら、図面は必ずしも縮尺して描かれてなくて、他に指定のない限り、図面は、本明細書に記述している構造および手順を概念的に説明するように意図されているだけである。] [0020] 図面では、同様な参照文字は、いくつかの観点にわたって類似の要素を指す。] 図面の簡単な説明 [0021] 本発明の実施形態に従った通信ネットワーク・アーキテクチャを示す図である。 送信部における本発明の方法を説明するフロー図である。 発明のユーザ装置および通信ネットワーク・ノードの簡略ブロック図である。] 実施例 [0022] 図1は、無線アクセス・ネットワーク(RAN)、たとえばGSMEdge無線アクセス・ネットワーク(GERAN)アーキテクチャを含む通信システムを描いており、RANは制御装置、たとえば無線ネットワーク制御装置ノード(RNC)または基地局制御装置(BSC)10に接続された少なくとも1つの無線基地局装置(BTS)15(図1では2つが示されている)を備えている。RANは、コア・ネットワーク(CN)12に接続されている。RANおよびCN12は、各々がダウンリンク(DL)チャネル16およびアップリンク(UL)チャネル17を用いる複数のユーザ装置(UE)18に対する通信および制御を提供する。明確さのために、1つのアップリンク・チャネルのみが17と示され、1つのダウンリンク・チャネルが16と示されている。ダウンリンク・チャネル16上で、RBS15がデータ・ブロックを各ユーザ装置18に送信する。アップリンク・チャネル17上で、ユーザ装置18がデータ・ブロックをBTS15に送信する。好適には、データ・ブロックは無線リンク制御(RLC)プロトコルを用いて送られる。送信された各RLCデータ・ブロックには、ブロック・シーケンス番号(BSN)が割り当てられる。BSNはその値をシーケンス番号域(SNS)と呼ばれる値域[0,SNS−1]からとる。] 図1 [0023] 本発明の好適な実施形態に従って、通信システムは、本明細書では、GSM通信システムとして説明する。しかしながら、当業者は、本発明の方法および装置は他のバケットに基づく通信システムでも同様にとてもうまく機能することを理解する。ユーザ装置18は、移動電話("セルラー"電話)および移動終端を有するラップトップのような移動機である場合があり、このようにして、たとえば、音声および/またはデータをRANと通信する、持ち運びできる、小型の、携帯用、コンピュータ内蔵のまたは車載の移動デバイスである場合がある。] [0024] 背景技術の欄に記載したように、巡回冗長検査(CRC)に基づくPANフィールド誤り検出は、PANが実際には誤りを含む場合にPANが正しく受信されているということを示す確率が結果的に高くなる。このことが、この状態から回復できずにRLCプロトコルを行き詰らせ、結果的にデータ接続を終わらせるような厳しい問題を引き起こす場合がある。] [0025] 普通は、プロトコルが行き詰る理由は、ウィンドウ・サイズ(WS)が適切に設定されると仮定して、最も古いアウトスタンディング・ブロックが正しく受信されるのが困難であるということである。そのような困難は、たとえば厳しい無線状態のためである場合がある。また、プロトコルは新しいデータが送信できないと行き詰まり、このことは、ウィンドウ・サイズ分のデータ・ブロックが送り終わっており、送られた最若番のデータ・ブロックがV(A)に等しく、送り終わっている最老番のデータ・ブロックがV(A)+WS−1に等しいことを意味している。] [0026] 上述したように、V(A)は確認状態変数であり、確認状態変数は、相手により明確に確認応答されていない最も古いRLCデータ・ブロックのBSN値を含む。V(A)は、RLC端点が送信機である各トランスポート・ブロック・フォーマット(TBF)の開始時に、値0に設定されることになるであろう。V(A)は、相手のRLCからRBB(受信ブロック・ビットマップ)のそれぞれ受信後に、更新される。] [0027] 送信時に、送信される無線リンク制御(RLC)データ・ブロックの各々は、V(S)に等しいBSNが割り当てられる。V(S)は送信状態変数であり、送信される予定の次の順番のRLCデータ・ブロックのシーケンス番号を示す。V(S)は、BSN=V(S)を持つRLCデータ・ブロックの送信後に1だけ(modulo SNS)加算される。] [0028] V(B)は、ウィンドウ・サイズ(WS)分の前のRLCデータ・ブロックの確認応答ステイタスを示すシーケンス番号域(SNS)要素の配列である。V(B)内の要素がアクティブ送信ウィンドウの範囲に入らない、すなわち[V(A)≦BSN<V(S)]modulo SNSである場合、要素は値INVALIDに設定されることになろう。] [0029] さらに、V(Q)は、まだ受信されていない最若番のBSN(modulo SNS)を示し、したがって受信ウィンドウの始めを表す。V(R)は、受信状態変数であり、これまでに受信された最老番のBSNより1高い値(modulo SNS)を有するBSNを示す。V(N)は、受信状態配列であり、ブロックBSN=V(Q)−1(modulo SNS)に続く予定のウィンドウ・サイズ分のRLCデータ・ブロックの受信ステイタスを示すSNS要素の配列である。配列はSNSを法とするV(Q)に関連してインデックスが付される。] [0030] 本発明の実施形態に従って、誤りのある明確なPANの受信による行き詰まりを回避するために、以下の手順が送信機内で実行されることになろう。] [0031] ●まず、PANがシーケンス番号BSN'でBSN'=V(A)を持つデータ・ブロックに対するACKを含んで受信される場合、送信ウィンドウの始点はV(A)のまま、即ち送信ウィンドウはこの時点では進められないであろう。1つの実施形態に従って、送信機はこの場合、データ・ブロックを暫定的確認応答(TACK)と見なし、再送を開始しない。これにより無線リソースが節約されるであろう。] [0032] ●PUAN/PDANが受信され、V(A)に等しいシーケンス番号BSN'に対してACKが受信される場合、及び、その場合にのみ、アクティブ送信ウィンドウの始点は進行が許可される。好適な実施形態では、送信ウィンドウは、V(A)=[BSN'+1]modulo SNSに進むことが許可される。] [0033] ●GERANACK/NACKプロトコルの既存の使用法で既に予想されるように、前項は同じPUAN/PDANメッセージで後続のACKのどれに対しても(最初のNACKが受信されるまで)繰り返されるであろう。換言すれば、V(A)はさらにもっと進められる場合がある。] [0034] PANが受信されている場合、PAN内で確認応答に設定されたすべてのBSNsが、V(B)内で暫定的確認応答に設定されることになろう。V(B)に含まれる暫定的確認応答BSNsは、PUAN/PDANメッセージで受信された値に基づいて、値が確認応答またはNACKED(すなわち、非確認応答)に変わるであろう。換言すれば、BSNはまた、非確認応答(NACKED)に変えられる場合があり、したがって、当該BSNに関連するデータ・ブロックは再送される。PUAN/PDANメッセージが、受信ウィンドウの始まりからの値、すなわちV(Q)を持つACK/NACK報告を含み、V(B)内のアクティブ送信ウィンドウにV(Q)より小さいBSNsがある場合、すなわち[V(A)≦BSN<V(Q)]modulo SNSである場合、それらのBSNsは確認応答と見なされる場合がある。V(Q)それ自体は送信機側には存在しないが、しかし、ACK/NACK報告が、受信ウィンドウの始めから報告するという表示を含んでいるので、V(Q)は暗黙的に既知である。] [0035] ダウンリンク・トランスポート・ブロック・フォーマットを送信する場合、1つの実施形態に従って、送信ウィンドウを進めるためにACKを待っているうちは新しいデータが送られることができないために、プロトコルが行き詰らないようにチャネル品質およびウィンドウ・サイズに基づいて、ネットワークは、十分な回数のポーリングを予定するように設定される。1つの実施形態に従って、ウィンドウ・サイズのどれに対しても少なくとも一回のポールが送信される。] [0036] 別の実施形態に従って、V(A)のACKと同じ情報を持つ2つのPANsが受信されていると、ウィンドウの始めが進むことが許可できる。しかしながら、誤りの高い状態の場合、これはロバスト性が低い場合があり、ウィンドウは、受信したPUAN/PDANメッセージ内で対応するブロック・シーケンス番号がACKとして設定される場合、進むことが許可されるだけであろう。] [0037] さらに別の実施形態に従って、送信機はデータ・ブロックに対するACKを持つ受信したPANを保留中のACKと見なし、割り込み再送を許可する場合がある。後で、V(A)より高い開始ウィンドウ値を持つPUAN/PDANが受信されると、V(Q)より低いBSNを持つデータ・ブロックは、確認応答と見なされる場合がある。] [0038] 本発明の実施形態に従って、送信部内で通信ネットワーク・システムにおける送信ストーリングを回避する手順は、図2に示すように以下の通りであり、通信ネットワーク・システムは、無線インタフェースによってデータ・ブロックを受信部に送信するように構成された送信部を備えており、各データ・ブロックはブロック・シーケンス番号を備え、送信されたデータ・ブロックは送信バッファに格納され、送信バッファ・ウィンドウは送信されたデータ・ブロックの再送フローを制御するように構成される。] 図2 [0039] ●確認状態変数V(A)に等しいブロック・シーケンス番号が、ピギーバックされる確認応答/否定応答フィールドで確認応答されていると、送信バッファ・ウィンドウはV(A)のままにされ(ステップ22)、すなわち、送信バッファ・ウィンドウは進められない。オプションとして、ブロック・シーケンス番号を暫定的確認応答として設定する(ステップ21)。] [0040] ●パケットアップリンク確認応答/否定応答メッセージまたはパケットダウンリンク確認応答/否定応答メッセージが、ブロック・シーケンス番号に対する確認応答を含めて受信されると、ブロック・シーケンス番号を確認応答として設定する(ステップ23)。] [0041] このようにして、確認応答されるブロック・シーケンス状態変数がPANにより確認応答されていると、その場合当該ブロック・シーケンス番号は、後続のPUAN/PDANがブロック・シーケンス番号を確認応答している場合に限り、確認応答に設定されるであろう。] [0042] 一部の実施形態に従って、ブロック・シーケンス番号が確認応答として設定される場合、本方法はさらに、送信バッファ・ウィンドウを確認状態変数V(A)=[BSN'+1]modulo SNSに進める工程(ステップ24)を備えており、BSN'はブロック・シーケンス番号であり、SNSはシーケンス番号域である。新しいV(A)がまた正しく、すなわちPUAN/PDANメッセージでかつPANフィールドだけではなく、確認応答されていると、V(A)はさらに増やされ、ウィンドウはさらに進められるなど。] [0043] 一部の実施形態に従って、受信部が受信バッファ・ウィンドウを有する受信バッファを備え、 ●パケットアップリンク確認応答/否定応答メッセージまたはパケットダウンリンク確認応答/否定応答メッセージが、受信バッファ・ウィンドウの始まりに対応する、受信ウィンドウ状態変数V(Q)に等しいブロック・シーケンス番号に対する確認応答/否定応答を含むと、かつ ●送信バッファ・ウィンドウ内に、受信ウィンドウ状態変数、V(Q)、よりも小さいブロック・シーケンス番号があると、 本手順はさらに、受信ウィンドウ状態変数、V(Q)、より小さいブロック・シーケンス番号を確認応答と見なす工程を有する。] [0044] 一部の実施形態に従って、無線リンク制御確認モードが用いられる場合、本手順は、パケットアップリンク確認応答/否定応答メッセージまたはパケットダウンリンク確認応答/否定応答メッセージの受信したブロック・ビットマップで、相手から受信した値から確認状態変数、V(A)、を更新する工程を有する。] [0045] 一部の実施形態に従って、無線リンク制御非永続型モードがマルチメディアブロードキャスト/マルチキャスト・サービス・ベアラに対して用いられる場合、本手順は、マルチメディアブロードキャスト/マルチキャスト・サービスダウンリンク確認応答/否定応答メッセージの受信したブロック・ビットマップで、相手から受信した値から確認状態変数、V(A)、を更新する工程を有する。] [0046] 一部の実施形態に従って、無線リンク制御非永続型モードがEGPRS(enhanced general packet radio service)トランスポート・ブロック・フォーマットに対して用いられる場合、本手順は、 ●パケットアップリンク確認応答/否定応答メッセージ ●EGPRSパケットダウンリンク確認応答/否定応答メッセージ ●EGPRSパケットダウンリンク確認応答/否定応答タイプ2メッセージ ●ピギーバックされる確認応答/否定応答フィールド で、相手から受信した値から確認状態変数、V(A)、を更新する工程を有する。] [0047] 一部の実施形態に従って、本手順はさらに、 ●V(S)は送信状態変数、BSN'はブロック・シーケンス番号、SNSはシーケンス番号域、WSはウィンドウ・サイズであるとして、確認状態変数V(A)を、[V(S)−BSN']modulo SNS≦WSの条件を満たす、送信バッファ内の最も古いデータ・ブロックのブロック・シーケンス番号に設定するか、または ●すべてのデータ・ブロックが対応する相手または複数の相手により明確に確認応答されていると、確認状態変数V(A)を送信状態変数V(S)に設定する 工程を備える。] [0048] 一部の実施形態に従って、無線リンク制御確認モードが用いられ、ピギーバックされる確認応答/否定応答フールドのビットマップが解釈される場合、本手順は、確認応答に設定されるであろうシーケンス番号域要素の配列V(B)の要素をいずれも暫定的確認応答に設定する工程を備える。] [0049] 図3は、ユーザ装置18および通信ネットワーク・ノード15、たとえば無線基地局装置(BTS)および別の通信ネットワーク・ノード10、たとえば通信ネットワーク・システムにおいて送信部と受信部との間の送信ストーリングの危険性を低減するための基地局制御装置(BSC)を示すブロック図であり、通信ネットワーク・システムは、データ・ブロックを受信部に送信するように構成された送信部を備えており、各データ・ブロックはブロック・シーケンス番号を備え、送信されたデータ・ブロックは送信バッファに格納され、送信バッファ・ウィンドウは送信されたデータ・ブロックの再送フローを制御するように構成される。] 図3 [0050] BTS15(通信ネットワーク・ノードである)は、無線送信機、送信バッファおよび送信バッファ・ウィンドウを含む送信部32を備える。BTS15はさらに、受信機、受信バッファおよび受信バッファ・ウィンドウを含む受信部31を備える。送信機32は、ダウンリンク・チャネル16上で無線インタフェースによってデータをユーザ装置18の受信機37に送信している。受信機31は、アップリンク・チャネル17上でユーザ装置18からデータを受信している。送信部32は、ブロック・シーケンス番号がピギーバックされる確認応答/否定応答フィールドで確認応答されている場合、ブロック・シーケンス番号に対する確認応答を備えている、パケットアップリンク確認応答/否定応答メッセージまたはパケットダウンリンク確認応答/否定応答メッセージを受信すると、ブロック・シーケンス番号を確認応答として設定するように構成される。] [0051] BSC10(通信ネットワーク・ノードである)は、送信機、送信バッファおよび送信バッファ・ウィンドウを含む送信部33を備える。BSC10はさらに、受信機、受信バッファおよび受信バッファ・ウィンドウを含む受信部34を備える。送信機33は、BTS15を経由してデータをユーザ装置18の受信機37に送信している。受信機34は、BTS15を経由してユーザ装置18からデータを受信している。送信部33は、ブロック・シーケンス番号がピギーバックされる確認応答/否定応答フィールドで確認応答されている場合、ブロック・シーケンス番号に対する確認応答を備えている、パケットアップリンク確認応答/否定応答メッセージまたはパケットダウンリンク確認応答/否定応答メッセージを受信すると、ブロック・シーケンス番号を確認応答として設定するように構成される。] [0052] ユーザ装置18は、無線送信機、送信バッファ、および送信バッファ・ウィンドウを含む送信部36を備える。無線送信機は、アップリンク・チャネル17上で無線インタフェースによってRBS15の受信機31に、またはBTS15経由でBSC10の受信機34に、データ・パケットを送信するように構成される。UE18はさらに、受信機、受信バッファおよび受信バッファ・ウィンドウを含む受信部37を備える。受信機は、ダウンリンク・チャネル16上でRBS15の送信機32から、またはBTS15を経由してBSC10の送信機33から送信されるデータ・パケットを受信するように構成される。送信部36は、ブロック・シーケンス番号がピギーバックされる確認応答/否定応答フィールドで確認応答されている場合、ブロック・シーケンス番号に対する確認応答を備えている、パケットアップリンク確認応答/否定応答メッセージまたはパケットダウンリンク確認応答/否定応答メッセージを受信すると、ブロック・シーケンス番号を確認応答として設定するように構成される。] [0053] 一部の実施形態に従って、ブロック・シーケンス番号が確認応答として設定される場合、送信部はさらに、送信バッファ・ウィンドウを確認状態変数V(A)=[BSN'+1]modulo SNSに進めるように構成され、BSN'はブロック・シーケンス番号であり、SNSはシーケンス番号域である。] [0054] 一部の実施形態に従って、本送信部はさらに、受信ウィンドウ状態変数、V(Q)、より小さいブロック・シーケンス番号を、 ●パケットアップリンク確認応答/否定応答メッセージまたはパケットダウンリンク確認応答/否定応答メッセージが、受信バッファ・ウィンドウの始まりに対応する、受信ウィンドウ状態変数、V(Q)、に等しいブロック・シーケンス番号に対する確認応答/否定応答を含むと、かつ ●送信バッファ・ウィンドウ内に、受信ウィンドウ状態変数、V(Q)、よりも小さいブロック・シーケンス番号があると、 確認応答と見なすように構成される。] [0055] 一部の実施形態に従って、無線リンク制御確認モードが用いられる場合、本送信部はさらに、パケットアップリンク確認応答/否定応答メッセージまたはパケットダウンリンク確認応答/否定応答メッセージの受信したブロック・ビットマップで、相手から受信した値から確認状態変数、V(A)、を更新するように構成される。] [0056] 一部の実施形態に従って、無線リンク制御非永続型モードがマルチメディアブロードキャスト/マルチキャスト・サービス・ベアラに対して用いられる場合、本送信部はさらに、マルチメディアブロードキャスト/マルチキャスト・サービスダウンリンク確認応答/否定応答メッセージの受信したブロック・ビットマップで、相手から受信した値から確認状態変数、V(A)、を更新するように構成される。] [0057] 一部の実施形態に従って、無線リンク制御非永続型モードがEGPRSトランスポート・ブロック・フォーマットに対して用いられる場合、本送信部はさらに、 ●パケットアップリンク確認応答/否定応答メッセージ ●EGPRSパケットダウンリンク確認応答/否定応答メッセージ ●EGPRSパケットダウンリンク確認応答/否定応答タイプ2メッセージ ●ピギーバックされる確認応答/否定応答フィールド で相手から受信した値から確認状態変数、V(A)、を更新するように構成される。] [0058] 一部の実施形態に従って、本送信部はさらに、 ●V(S)は送信状態変数であり、BSN'はブロック・シーケンス番号であって、SNSはシーケンス番号域でありWSはウィンドウ・サイズであるとして、確認状態変数V(A)を、SNSを法とした[V(S)−BSN']≦WSの条件を満たす、送信バッファ内の最も古いデータ・ブロックのブロック・シーケンス番号に設定する、または ●すべてのデータ・ブロックが対応する相手または複数の相手により明確に確認応答されていると、確認状態変数、V(A)、を送信状態変数、V(S)、に設定する ように構成される。] [0059] 一部の実施形態に従って、無線リンク制御確認モードが用いられ、ピギーバックされる確認応答/否定応答フールドのビットマップが解釈される場合、本送信部はさらに、確認応答に設定されるであろうシーケンス番号域要素の配列、V(B)、の要素をいずれも暫定的確認応答に設定するように構成される。] [0060] 一部の実施形態に従って、本解決策の各部は以下のように記述可能である。] [0061] RLC確認モードでは、各RLC端点の送信機は関連する確認状態配列(V(B))を有することになるであろう。V(B)は、WS分の前のRLCデータ・ブロックの確認応答ステイタスを示すSNS要素の配列である。配列は、SNSを法とする確認状態変数V(A)に関連してインデックス付けされる。V(B)の値は、パケットAck/Nackメッセージの報告されるビットマップ(RB)で、相手から受信した値から更新されることになるであろう。報告されるビットマップが圧縮されて受信されると、復元が最初に適用されることになるであろう。] [0062] 送信機は、V(A)に関連してインデックスが付されたV(B)内の対応する要素が値NACKEDを有する最も古いRLCデータ・ブロックを送信することになるであろう。各RLCデータ・ブロックが送信されるので、V(B)内の対応する要素は、値PENDING_ACKに設定される。送信されるべきRLCデータ・ブロックが2つの無線ブロックに分けられると、双方の無線ブロックが送信されることになるであろう。最初の送信で、RLCデータ・ブロックは初期符号レートのうちの1つ(レート1/3の符号化データが、選択された変調および符号化方式MCSのパンクチャリング方式(PS)1で間引きされる)で送られ、RLCデータ・ブロックが再送される必要があると、RLCブロックは選択されたMCSのPS2で送られる。後続の再送時、RLCデータ・ブロックは循環処理内でPSを用いて送信される。] [0063] [V(S)<V(A)+WS]modulo SNSであり、値NACKEDを持つV(B)内の対応する要素を有するRLCデータ・ブロックがない場合、BSN=V(S)を持つRLCデータ・ブロックが送信されることになり、V(B)内の対応する要素が値PENDING_ACKに設定されることになるであろう。送信機が移動機であり、割り込み送信ビットがPACKET UPLINK ACK/NACKメッセージで'1'に設定され、送信に利用できるさらなるRLCデータ・ブロックがない(すなわち、BSN=V(S)を持つRLCデータ・ブロックが存在しない)と、送信側は、V(B)内の対応する要素が値PENDING_ACKを有する最も古いRLCデータ・ブロックを送信することになり、それから、V(B)内の対応する要素が値PENDING_ACKを有する次に古いブロック、などを送信することになるであろう。] [0064] この場合、V(B)内の対応する要素が値PENDING_ACKを有するRLCデータ・ブロックがなく、アップリンクTBFが拡張アップリンクTBFモードで動作していないか、またはアップリンクTBFが拡張アップリンクTBFモードで動作しているが、しかし移動機がRCL/MACブロックを送るのを控えない(すなわち、EXT_UTBF_NODATAが'0'に設定される)ことになるかのいずれかであると、送信側は、V(B)内の対応する要素が値TENTATIVE_ACKを有する最も古いRLCデータ・ブロックを送信し、V(B)内の対応する値をPENDING_ACKに設定することになり、それからV(B)内の対応する要素が値TENTATIVE_ACKを有する次に古いブロックを送信し、V(B)内の対応する値をPENDING_ACKに設定すること、などになるであろう。V(B)内の対応する要素が値PENDING_ACKを有するすべてのRLCデータ・ブロックが一度送られていると、処理は最も古いRLCデータ・ブロックから始めて繰り返されることになるであろう。] [0065] もし[V(S)=V(A)+WS]modulo SNS(すなわち、送信ウィンドウが行き詰っている)であれば、送信側はV(B)内の対応する要素が値PENDING_ACKを有する最も古いRLCデータ・ブロックを送信し、さらにV(B)内の対応する要素が値PENDING_ACKを有する次に古いRLCデータ・ブロックを送信していく、といったことになるであろう。この場合に、V(B)内の対応する要素が値PENDING_ACKを有するRLCデータ・ブロックが存在せず、アップリンクTBFが拡張アップリンクTBFモードで動作していないか、またはアップリンクTBFが拡張アップリンクTBFモードで動作しているが、しかし移動機がRCL/MACブロックを送るのを控えない(すなわち、EXT_UTBF_NODATAが'0'に設定される)ことになるかのいずれかであれば、送信側は、V(B)内の対応する要素が値TENTATIVE_ACKを有する最も古いRLCデータ・ブロックを送信し、V(B)内の対応する値をPENDING_ACKに設定することになり、それからV(B)内の対応する要素が値TENTATIVE_ACKを有する次に古いブロックを送信し、V(B)内の対応する値をPENDING_ACKに設定していく、といったことになるであろう。V(B)内の対応する要素が値PENDING_ACKを有するすべてのRLCデータ・ブロックが一度送られていると、処理は最も古いRLCデータ・ブロックから始めて繰り返されることになるであろう。V(B)内の値が値PENDING_ACKを有する最も古いRLCデータ・ブロックを送信するこの処理は、式[V(S)=V(A)+WS]modulo SNSが成り立つ限り継続することになるであろう。送信機が移動機であり、割り込み送信ビットがPACKET UPLINK ACK/NACKメッセージで'0'に設定されると、送信機は、V(B)内の対応する要素が値PENDING_ACKまたはTENTATIVE_ACKを有する最も古いRLCデータ・ブロックを送信しない(次が無限に続く)ことになるであろう。] [0066] PACKET UPLINK ACK/NACKメッセージまたはPANフィールドが受信される場合、移動機は、V(B)でNACKEDに設定されているRLCブロック、および送信ウィンドウが(進められていると)許可する範囲までは新しいデータ・ブロックを再送することになるであろう。しかしながら、RLCデータ・ブロックがTBF内で最後であると、RLCブロックの状態がPENDING_ACKまたはTENTATIVE_ACKであっても、RLCデータ・ブロックが再送されることになるであろう。移動側に対するデフォルトは、送信機が割り込み送信を用いることになることである。送信機がネットワーク側にあると、V(B)内の値が値PENDING_ACKまたはTENTATIVE_ACKを有する最も古いRLCデータ・ブロックを送信するこの処理(割り込み送信)は、オプションである。] [0067] 注意:移動機のみがV(B)内の値が値PENDING_ACKまたはTENTATIVE_ACKを有するRLCデータ・ブロックを有しており、割り込み送信ビットが'0'に設定されていると、PACKET UPLINK DUMMY CONTROLBLOCKメッセージが送られる。] [0068] V(B)内の要素がアクティブ送信ウィンドウの範囲に入らない、すなわち[V(A)≦BSN<V(S)]modulo SNSであると、要素は値INVALIDに設定されることになるであろう。] [0069] 拡張アップリンクTBFモードでは、V(S)=V(A)であって、BSN=V(S)を持つ利用できるRLCデータ・ブロックがないと、移動機はRLCデータ・ブロックを送信するのを停止することになるであろう。移動機は、BSN=V(S)を持つRLCデータ・ブロックが利用できる場合、RLCデータ・ブロックを送信し続けることになるであろう。] [0070] 一部の実施形態に従って、本解決策の各部は以下のように記述される。] [0071] ●V(A)の値は、PACKET UPLINK ACK/NACK、EGPRS PACKETDOWNLINK ACK/NACK、または、EGPRS PACKET DOWNLINK ACK/NACK TYPE 2メッセージの受信したブロック・ビットマップ(RBB)で、相手から受信した値から更新されることになるであろう。] [0072] ●PANフィールドの場合、ビットマップは、以下の例外を伴って、PACKET UPLINK ACK/NACK、EGPRS PACKETDOWNLINK ACK/NACK、または、EGPRS PACKET DOWNLINK ACK/NACK TYPE 2メッセージの場合に対するのと同じ方法で、解釈されることになるであろう。] [0073] ●RLC確認モードでは、V(B)の要素は、ACKEDに設定されないことになり、ACKEDに設定されるであろう要素はいずれもTENTATIVE_ACKに設定されることになるであろう。] [0074] ●PANの処理が、V(B)の要素をACKEDまたはTENTATIVE_ACKからNACKEDに変更させるようであると、PANフィールド全体は無視されることになるであろう。] [0075] ●PANが、まだ送信されていないブロック(すなわち、BSNがV(S)以上である)を明確に確認応答すると、PANフィールド全体は無視されることになるであろう。] [0076] ●時間に基づくPANが留保されている値を示すと、PANフィールド全体は無視されることになるであろう。] [0077] 注意:最後の3つの条件は、PANI内すなわちPANフィールド内で検知されない誤りのために起こる場合がある。] [0078] 本明細書で説明しているように本方法および本送信部を用いると、送信を行き詰らせる危険性を低減し、既存のメッセージ解決策が使用できる。本方法および本送信部は、受信機が問題を示唆するメッセージを待つ必要がないので、早い反応時間を提供するであろう。また、PANが受信されているからといって送信ウィンドウが進められてはいないので、それまでに受信した誤りのあるPANによる強制切断がない。] [0079] このようにして、本発明の基本的な斬新な特徴を、本発明の好適な実施形態に適用されるように、示し、記述し、指摘してきたとはいえ、当然のことながら、説明したデバイスの形式および詳細において、それらの動作において様々な省略および置換および変更が、本発明の精神から逸脱することなく、当業者によりなされる場合がある。たとえば、デバイスの要素のすべての組み合わせおよび/または同じ結果を達成する実質的に同じ方法で実質的に同じ機能を行う方法の工程は、本発明の範囲内にあることは、明示的に意図される。さらに、本発明の開示した形式または実施形態のいずれにも関連して示されおよび/または記述された構造および/または要素および/または方法の工程が、設計選択の一般的な問題として、他の開示したまたは記述したまたは提案した形式または実施形態のいずれにも組み込まれる場合があるということは、認識されるべきである。したがって、この明細書に添付された請求項の範囲により示すとおりにのみ限定されることが意図である。] [0080] 本発明の実施形態を記述し、請求するのに用いている"含んでいる"、"備えている"、"組み込まれる"、"より構成される"、"有する"、"である"のような表現は、非排他的な方法で、すなわち存在するとはまた明確に記述していない項目、構成要素または要素を考慮して、解釈されることを意図している。単数形への言及はまた、複数形に関すると解釈されるべきであり、逆の場合も同じである。] [0081] 添付の請求項で括弧内に含まれる数値は、請求項の理解を手助けするように意図されており、決してこれらの請求項により請求される主題を制限するように解釈されるべきではない。]
权利要求:
請求項1 通信ネットワーク・システムにおいて送信部(32、33、36)と受信部(31、34、37)との間での送信ストーリングの危険性を低減するための方法であって、通信ネットワーク・システムは前記受信部(31、34、37)にデータ・ブロックを送信するように構成された前記送信部(32、33、36)を備えており、各データ・ブロックはブロック・シーケンス番号を含み、送信された前記データ・ブロックは送信バッファに格納され、送信バッファ・ウィンドウは前記送信されたデータ・ブロックの再送フローを制御するように構成され、前記方法は、−ブロック・シーケンス番号がピギーバックされる確認応答/否定応答フィールドで応答されている場合に、前記ブロック・シーケンス番号に対する確認応答を含むパケットアップリンク確認応答/否定応答メッセージまたはパケットダウンリンク確認応答/否定応答メッセージの受信に応じて、前記ブロック・シーケンス番号を確認応答されたと設定する工程を備えることを特徴とする方法。 請求項2 前記ブロック・シーケンス番号が確認応答として設定される場合に、前記方法が前記送信バッファ・ウィンドウを確認状態変数V(A)=[BSN'+1]modulo SNSに進める工程をさらに備え、前記BSN'はブロック・シーケンス番号であり、前記SNSはシーケンス番号域であることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項3 前記受信部(31、37)が受信バッファ・ウィンドウを有する受信バッファを備え、前記方法がさらに−前記パケット・アップリンク確認応答/否定応答メッセージ、または、前記パケット・ダウンリンク確認応答/否定応答メッセージが、前記受信バッファ・ウィンドウの開始に対応する受信ウィンドウ状態変数V(Q)に等しいブロック・シーケンス番号に対する確認応答/否定応答を備え、前記送信バッファ・ウィンドウに前記受信ウィンドウ状態変数V(Q)より小さいブロック・シーケンス番号がある場合に、前記受信ウィンドウ状態変数V(Q)より小さい前記ブロック・シーケンス番号を確認応答として見なす工程をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項4 無線リンク制御確認モードが用いられる場合に、前記方法が、前記パケットアップリンク確認応答/否定応答メッセージ、または、前記パケットダウンリンク確認応答/否定応答メッセージの受信ブロック・ビットマップで相手方から受信した値から、前記確認状態変数V(A)を更新する工程を備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項5 無線リンク制御非永続型モードがマルチメディアブロードキャスト/マルチキャスト・サービス・ベアラに対して用いられる場合に、前記方法が、マルチメディアブロードキャスト/マルチキャスト・サービスダウンリンク確認応答/否定応答メッセージの受信ブロック・ビットマップで相手方から受信した値から、前記確認状態変数V(A)を更新する工程を備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項6 無線リンク制御非永続型モードがEGPRSトランスポート・ブロック・フォーマットに対して用いられる場合に、前記方法が、前記パケットアップリンク確認応答/否定応答メッセージ、EGPRSパケットダウンリンク確認応答/否定応答メッセージ、EGPRSパケットダウンリンク確認応答/否定応答タイプ2メッセージ、または、前記ピギーバックされる確認応答/否定応答フィールドにおいて、相手方から受信した値から前記確認状態変数V(A)を更新する前記工程を備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項7 前記方法が、−前記確認状態変数V(A)を、[V(S)−BSN']modulo SNS≦WSの条件を満たす、前記送信バッファ内の最も古いデータ・ブロックのブロック・シーケンス番号に設定する工程と、−もし、すべてのデータ・ブロックが対応する相手方または複数の相手方により肯定的に確認応答されていれば、前記確認状態変数V(A)を前記V(S)に設定する工程とのいずれかをさらに備え、前記V(S)は送信状態変数、前記BSN'はブロック・シーケンス番号、SNSはシーケンス番号域、WSはウィンドウ・サイズであることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項8 無線リンク制御確認モードが用いられ、ピギーバックされる確認応答/否定応答フィールドのビットマップが解釈される場合に、前記方法が、確認応答に設定されているであろうシーケンス番号域要素の配列V(B)の要素のいずれをも暫定的確認に設定する工程を備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項9 通信ネットワーク・システムにおける送信部(32、33、36)であって、受信部(31、34、37)との間での送信ストーリングの危険性を低減し、データブロックを前記受信部(31、34、37)に送信するように構成された送信部であり、各データ・ブロックはブロック・シーケンス番号を含み、送信された前記データ・ブロックは送信バッファに格納され、送信バッファ・ウィンドウは前記送信されたデータ・ブロックの再送フローを制御するように構成され、前記ブロック・シーケンス番号がピギーバックされる確認応答/否定応答フィールドで応答されている場合、前記送信部が前記ブロック・シーケンス番号に対する確認応答を含むパケットアップリンク確認応答/否定応答メッセージまたはパケットダウンリンク確認応答/否定応答メッセージの受信に応じて、前記ブロック・シーケンス番号を確認応答されたとして設定するように構成されていることを特徴とする送信部。 請求項10 前記ブロック・シーケンス番号が確認応答として設定される場合に、前記送信部が前記送信バッファ・ウィンドウを確認状態変数V(A)=[BSN'+1]modulo SNSに進めるようにさらに構成され、BSN'はブロック・シーケンス番号であり、SNSはシーケンス番号域であることを特徴とする請求項9に記載の送信部。 請求項11 前記受信部(31、34、37)は受信バッファ・ウィンドウを有する受信バッファを備え、前記パケットアップリンク確認応答/否定応答メッセージまたは前記パケットダウンリンク確認応答/否定応答メッセージが、前記受信バッファ・ウィンドウの開始に対応する受信ウィンドウ状態変数V(Q)に等しいブロック・シーケンス番号に対する確認応答/否定応答を備え、前記送信バッファ・ウィンドウに前記受信ウィンドウ状態変数V(Q)より小さいブロック・シーケンス番号がある場合に、前記送信部がさらに前記受信ウィンドウ状態変数V(Q)より小さい前記ブロック・シーケンス番号を確認応答と見なすように構成されることを特徴とする請求項9に記載の送信部。 請求項12 無線リンク制御確認モードが用いられる場合に、前記送信部(32、33、36)がさらに前記パケットアップリンク確認応答/否定応答メッセージ、または、前記パケットダウンリンク確認応答/否定応答メッセージの受信したブロック・ビットマップで相手方から受信した値から、前記確認状態変数V(A)を更新するように構成されることを特徴とする請求項9に記載の送信部。 請求項13 無線リンク制御非永続型モードがマルチメディアブロードキャスト/マルチキャスト・サービス・ベアラに対して用いられる場合に、前記送信部(32、33、36)がさらに、マルチメディアブロードキャスト/マルチキャスト・サービスダウンリンク確認応答/否定応答メッセージの受信したブロック・ビットマップで相手方から受信した値から、前記確認状態変数V(A)を更新するように構成されることを特徴とする請求項9に記載の送信部。 請求項14 無線リンク制御非永続型モードがEGPRSトランスポート・ブロック・フォーマットに対して用いられる場合に、前記送信部(32、33、36)がさらに、前記パケットアップリンク確認応答/否定応答メッセージ、EGPRSパケットダウンリンク確認応答/否定応答メッセージ、EGPRSパケットダウンリンク確認応答/否定応答タイプ2メッセージ、または前記ピギーバックされる確認応答/否定応答フィールドにおいて、相手方から受信した値から前記確認状態変数V(A)を更新するように構成されることを特徴とする請求項9に記載の送信部。 請求項15 前記送信部がさらに、前記確認状態変数V(A)を、[V(S)−BSN']modulo SNS ≦WSの条件を満たす、前記送信バッファ内の最も古いデータ・ブロックのブロック・シーケンス番号に設定するか、或いは、もし、すべてのデータ・ブロックが対応する相手方または複数の相手方により肯定的に確認応答されていれば前記確認状態変数V(A)を前記V(S)に設定するように構成され、前記V(S)は送信状態変数、前記BSN'はブロック・シーケンス番号、前記SNSはシーケンス番号域、前記WSはウィンドウ・サイズであることを特徴とする請求項9に記載の送信部。 請求項16 無線リンク制御確認モードが用いられ、ピギーバックされる確認応答/否定応答フィールドのビットマップが解釈される場合に、前記送信部(32、33、36)がさらに、確認応答に設定されているであろうシーケンス番号域要素の配列V(B)の要素のいずれをも暫定的確認に設定するように構成されることを特徴とする請求項9に記載の送信部。 請求項17 請求項9乃至請求項16のいずれか1項に記載の送信部(32、33、36)を備えることを特徴とするユーザ装置。 請求項18 請求項9乃至請求項16のいずれか1項に記載の送信部(32、33、36)を備えることを特徴とする通信ネットワーク・ノード。
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